目次
【1】機能性成分とは
【2】機能性表示食品とは
【1】機能性成分とは
一般に「栄養」というと、
- 三大栄養素
-
- タンパク質
- 脂質
- 炭水化物
- 五大栄養素
-
- 上記の三大栄養素
- ビタミン
- ミネラル
を指します。
しかし、近年よく話題になるファイトケミカル、たとえば
- アントシアニン
- カテキン
- リコピン
といったものは、上記の「栄養」に含まれません。
そこで、こうしたファイトケミカルなどを「機能性成分」と呼ぶことにしています。
なお、
- オメガ3脂肪酸
- オレイン酸
などは、三大栄養素の1つ「脂質」に属するものですが、「機能性成分」として扱われることがしばしばあります。
【2】機能性表示食品とは
機能性成分を含み、その機能性(いわゆる「効能効果」)を表示して販売されている食品です。
機能性を表示して販売するためには、消費者庁に届出をし、それが受理されなくてはなりません。
同様に効能効果を表示しているトクホ(特定保健用食品)と混同されることがよくありますが、両者にはたとえば以下の違いがあります。
機能性表示食品:
- 届出制である
- 農産物も対象になっている
- マークのようなものはない
トクホ:
- 認可制である
- 農産物は対象になっていない
- マークがある
(トクホのマーク)