食育の重要なテーマの1つに、「食の安心・安全」があります。
この検定は、そのなかの「食品偽装」について、考察を深めて作ったものです。
<検定の目的>
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「食品偽装にだまされない。生活者が持っておきたい6つの知識。」
現在は食品偽装を防ぐための法律や制度が整い、行政も目を光らせていますし、食品会社も、
「隙あらば、偽装してしまおう」
などとはまったく考えていません。
しかし、だからといって他人任せにしてよいのでしょうか?
道路交通法がある、警察が監視をしているからといって、歩行者は目をつむって歩いてよい、ということにはなりません。
歩行者側にも「身を守る」意識が求められますし、そうすることで交通事故を今よりさらに減らすことができるでしょう。
同様に食品偽装も、法律や行政や業界がベストを尽くしたからといって100パーセント防げるわけではありませんし、「一般生活者は何もしなくてよい」ということにもなりません。
私たち一般生活者も、万一でも食品偽装されたものをうっかり買うことがないように、ふだんから「生活の防衛意識」を持って気をつけたいものです。
食品偽装事件は忘れたころにやってきます。
本書を読むことで、食品を見る目がつき、「これは怪しい」というアンテナを立てることができます。
これは同時に、食育についての理解を深めることにもなります。
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